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| 9/24よりDISK UNIONやLIVE HOUSEにて配布されているのフリーペーパー「FOLLOW-UP」にSPIKEのインタビューが載っております。すでにチェックされている方も多いと思いますが、ここではなんと、そのインタビューのノーカット版を掲載してしまいます!!文字数やらレイアウトやらの都合でだいぶカットされてしまったインタビュー内容をここでは余すところなく公開!!その文字数はなんと約2倍以上!!このインタビューを最後まで息継ぎ無しで読みきったあなたは、かなりのSPIKEマニアです。 | |
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■ まず最初に確認したいのですが,1STアルバムでいいんですよね? TSUYOSHI:そうだよ(笑)。 ■アルバムをリリースするタイミングは色々あったと思うのですが,今になった理由というのは? T:1ST,2NDシングルはTHOUSANDS RECORDSからリリースしたんだけど,アルバムまではいかなくて。その後,違うレーベルに移って,まずシングルをリリースして,その後たまたまバンド結成13周年だったから,記念シングルをリリースしたいなって。その後さらにまたシングルをリリースしてもしょうがないからね。 HAYASHI:ホントはね,3RDシングルの後にアルバムをリリース出来れば良かったかもしれないけど,たまたまその13周年ってのがあったからね。 T:4THシングルを出した後は,次は絶対アルバムをリリースするって決めていた。 ■シングルは4枚リリースしていて,シングルのレコードは手慣れたものかと思うのですが,アルバムをつくるのは初めてな訳で,どんな作業を想像していました?また,実際つくってみてどうでした? H:ただ曲が多いだけで,シングルの延長を想像してたな。けど全然終わらなくてさ,まだあるまだあるって。1日に5曲録るのって辛いね(笑)。 T:シングルの倍の曲を録って,その後ちょこちょこっとさらに曲を加える感じ楽しいな,楽しい作業が長く続けられるよって(笑)。 ■じゃあ,次にもしシングルをリリースするとしたら,1日で録れるかもしれないですね(笑)。 H:それはまた別の話。ギリギリまで時間を使うよ(笑)。曲にもよるけど,ゆっくりやりたいね。 T:実はもう新しい曲をつくっている。出来る時につくっているからさ。いっぱい曲を作っていって,またアルバムをリリースする時は,その中から何曲か選べるくらい曲があったほうがいいかな。今回は選べる余裕は無かったね(笑)。 ■1STアルバムって,今までの代表曲を入れたり,集大成的なものになることが多いですが,あえて今回収録の13曲の全てを新曲で固めた理由というのは? YOU-ICHI:過去の代表曲を収録っていうのは前回やったからね。同じ事をやってもしょうがない。その前回のシングルがなかったら,アルバムに過去の代表曲を入れていたかもしれないね。 T:でも12曲目は昔からあった曲だったりして,オレらの曲作りのスタイルの集大成的なアルバムになっていると思う。バラエテティーに富んでいると思う人もいるかもしれないけど,そういったものも引っ括めて,オレらの手法が全部出ていると思うよ。 ■代表曲を入れて集大成とするアルバムもあるけど,今出来ることを全部詰め込んでつくった曲を入れたアルバムも集大成といえる。まさにSPIKEのアルバムは後者のほうですね。 T:そうだね。けじめアルバムっていうか(笑)。アルバムをリリースしないと,バンドとして弱い部分もあると思う。やっとここからが勝負かな。ちょっと遅いかもしれないけど(笑)。 ■実際,遅かったんですかね?逆にアルバムをリリースするなら今しか無いとも言えるかもしれませんよ。 T:それはなんとも言えないけど,いいタイミングではあったと思うよ。スローペースと言ったら,スローペースだけと,北海道から出てきて焦ってすぐアルバムをリリースしなくて良かったとも今は言えるかもね。 ■SPIKEの歴史から見たら遅いかもしれませんが,SPIKEの活動を見ると,このタイミングで良かったと言えますよね。 T:そうだね。今はそうとしか思えない。あの時アルバムをリリースしておけばよかったなっていうのも無いし。調度いいと思うよ。 ■毎年数えきれないほどのアルバムがリリースされていますが,だいたいのアルバムって本当にいい曲って1曲や2曲くらいじゃないですか。だから好きな曲ってその1曲や2曲に固まると思うんですよ。SPIKEのこのアルバムに関して言うと,そうでは無いですよね。聴く人によってこのアルバムの中の好きな曲が色々分かれそうですね。 T:今の所なんだろう。「NO LOOKING BACK」って言われるかな。 ■自分は「ELVIS CAN’T BE DEAD」と「R+R PSYCHO MONSTER」ですね。 T:そういえばYUKAちゃん(PIN-UP STADS)も「R+R PSYCHO MONSTER」がいいって言ってたね。TAKESHI(SLAP OF CEMETERY)も言ってたかな。 ■そして何回も聴いているとまた別の好きな曲が出来てくる。またまた自分で言うと「WILD GOOSE NECK FROM THE OUTER SPACE」と「THE UNSEEN FUTURE」です。メンバー的にはどうですか? T:YOUICHIは「THE UNSEEN FUTURE」だよね? Y:全部好きだけどね(笑)。 H:ライヴでやってると,また変わってくるかもね。 ■レッキンな曲だったり,オドロオドロしい曲だったり,甘い曲だったり,バラエティーに富んでいるのですが,どれを聴いてもSPIKEだな?って感じがあります。首尾一貫してSPIKEが通っているからだと思うんですが,SPIKEらしさって自身ではどう思われますか? T:さっきも言ったように,オレらのやり方の集大成的アルバムだから,タイプは違えど根底に流れているものが同じだからじゃないかな。意識的にやっている訳でもないし,これを入れたらSPIKEになるっていうものがある訳でも無いし。結果論かもしれないけど,わざと同じような曲をつくらなかったっていうのもあるかもしれないね。シングルで5曲入れたって,たまたまあった5曲だったりするし(笑)。 ■ 今回のレコードディングでは今までと違うことがあったりしました? H:違うこと?無し(笑)!!やっていることは変わらない。雰囲気もいつも通り。 T:ただ長いだけ。なかなか終わらない。歌詞も書いても書いても終わらない。 ■ 途中で挫けそうになりませんでしたか? T:オレ倒れたけどね(笑)。 ■それで少し時間が空いたことで,考え直したり,新しいことが浮かんだりしました? T:無い(笑)!!ただ時間が詰まってやべーと思っただけ(笑)。でもね,オレとGO(DIDDLEY)の間には歌詞をつくる面で少し余裕が出来たかも。「ELVIS CAN’T BE DEAD」と「WRECK AND ROLL」は最後まで悩んだかな?。これは当日までつくってたね。 ■アルバムを手にしたら,まずアルバムタイトルや曲名を見るじゃないですか。SPIKEの曲名って分かり易いですよね。曲名を見ただけでなんとなく曲が想像出来る。これって分かり易い単語で単純につくっているように見えて,実はかなり考えてつくられているのでは? T:そうだね,自分でいうのも何だけど,すごく考えているよ。使っていそうで使われていない言葉とか。「ELVIS CAN’T BE DEAD」や「SUZY IS A WITCH」なんてまさにそう。文字的には誰でも読めて簡単なんだけどね。昔のインパクトのある曲とかに照らし合わせたりする。歌詞もGOが陰を踏むことをよく考えていて,オレもそれがかっこいいと思うし,それでいてロックで使われいる当たり前なフレーズを入れつつも,現代の考えを入れたりして,そのバランスを良くして,歌に響くような歌詞を考えている。 ■実は自分はあまり歌詞を読んだりしないのですが,実際SPIKEの歌詞を読んでみると面白いですよね。 T:無理矢理に外人の発想でつくってみたりして。だから時間かかる(笑)。 ■歌詞見ながらでも,SPIKEの歌ってなかなか歌えないですよ。息継ぎが難しいっていうか・・・ T:オレも辛い(笑)。結構早いっていうのもあるかな。けど外人じゃないからね。その辺も,もっと詰めていきたい。詰めていって簡単に響くようにしたい。けどNEKROMANTIXも着いていけないよ。歌詞見ていても,2行くらい先に飛んでいたりして(笑)。読みにくい字体だったり。SPIKEもそうだけど(笑)。 ■日本人が歌う英語の歌詞って,やっぱり日本人が歌い易い日本人用になっていたりしますよね。SPIKEにはそれが無い。 T:そうだね。それは無い。それでは作文になっちゃうからやめてる。日本語からそのまま英語の歌詞をつくるとおかしな並びになったりする。英語の本当の並びではなくなる。そういったものは排除している。 ■リズムを録って,その上にギター録って被せれば,大体の曲は形が見えてくるのですが,SPIKEはそこで歌詞が乗ると全然変わってくるので,最後まで曲がどうなるか分からない。 H:オレも分からない(笑)。ガラっと雰囲気が変わる時もあるからね。 ■音だけ聴いていて,なるほどね?,こういう曲かぁっ,て勝手に思っていて,いざそこに歌詞が乗ってきて,なんだこれ!?すげーかっこいい曲じゃん!!って。 T:それはうれしい。そういう曲ばっかりだといいね(笑)。 ■他のバンドが何も考えずに曲をつくっていると言っている訳じゃないんですが,SPIKEの曲は本当に考えてつくられているなっていうのが伝わってきますよ。そういえばTOKYO BIG RUMBLEの時に新曲をやっていましたよね?あれが最初ですか? T:そう。弦が切れたから良く分からなかったけど。 ■代わりに何曲かBURGUNDY CHERRYのムロリさんのホワイトファルコンを使って演奏してましたよね。音がものすごく変わってましたよ!びっくりしました(笑)。 H:そうなんだ!?オレよく分からなかったけど(笑)。 ■ 正直SPIKEにあのギターの音は合わないなと(笑)。 T:そうなんだ(笑)!?へー、同じGRETSCHなのにね(笑)。 ■TSUYOSHIさんがホワイトファルコンを弾いている姿を映像に残したかったですよ(笑)。あの時2曲と,去年の13周年の時にも1曲やっていましたよね。3曲ともアルバムに収録ですか? T:そうだね。あの曲は13周年の時にやった時と構成も何も変わってなくて,コーラスが増えて,歌詞が固まったくらいかな。 ■TOKYO BIG RUMBLEでやって,こないだのROCK A SPEEDのV.A.のレコ発の時にもやって,2回目だとやっぱり聴いている人の反応も変わってきたんじゃないですか? T:これからアルバムが発売されて,ライヴでやっていくうちに,オレらのやり方ももっと変わってくると思うし,お客さんの聴こえ方も変わってくるだろうし,家で聴いていたのをライヴで生で聴けたらうれしいと思ってくれるだろうし,それを早く発売して感じたいね。 ■話が変わるのですが,好きなアルバムってありますか?構成だったり,こういったアルバムにしたかったとか。 T:MATCHBOXの「LITTLE LONELY GIRL」ってアルバムが流れもいいし,曲のバランスとかいいかな。ハリケーンって曲があって,「DRESSED IN BLACK STORM」のヒントにもなったんだけど。このアルバムはレコーデイング前によく聴いていたかな。 H:これだっていうのは無いけれど,流れをすごく大事にしたから,それが今回のアルバムに表れているんじゃないかな。全部いい曲だしね(笑)。 Y:いっぱいあるなー,そう言われると。けど最後まで飽きずに聴けるアルバムが好きだな。初期のBATMOBILEはやっぱり最後まで飽きずに聴けるよね。 ■まあ,せっかく13曲もつくったんだから,最後まで聴いて欲しいですよね。 T:そうなんだよ。それでゆるい曲が入ったアルバムの流れとかを考えたりするのに,同じようにゆるい曲が入ったアルバムを聴いてみたりした。ゆるい曲で終わっているアルバムもあったりもしたし。レコードで聴くとA面B面と分かれてるからね。そういったのも考えてたな。 ■単純に曲数が多いと曲順を決めるのは大変ですか? T:そうでもなかったかな。曲順を想像しながらつくっていたから。それにつくっている時から曲順の話をメンバーとしたりしていたし。 H:その辺は不思議だけど,わりとみんな同じ考えだったな。 ■タイトルである「DRESSED IN BLACK STORM」のことを伺いたいのですが。 T:ロイ・オービソンが黒い衣装をよく着ていて,「DRESSED IN BLACK」と呼ばれていて,オレらも黒い衣装を着ているし,それとBLACK CATSが「東京の黒い嵐さ BLACK CATS」と歌っていて,それを英語にしてくっつけてみた。オレらも黒い嵐になれればいいなっていう意気込みみたいなものも込めたタイトル。「DRESSE IN BLACK STORM」って曲を作った時に,なんていい響きなんだ!と思って,これは派手な曲になっても,そうでなくてもタイトルにしようと思った。よくSPIKEのレビューでも,「嵐のようなステージ」って書かれていて,それもヒントにさせてもらったね。ライヴの曲順がそうなのかな。最初はわりと静かに入っていって,最後にドカンっていう組み立て方だから。または最初にドカンと,そして中盤で少し落ち着いてとか。 ■ レコードの時の面白エピソードとかありますか? H:二日目のレコードでオレとYOUICHが二日酔いだったことくらいかな。 T:YOUICHIは二日目だけじゃないじゃん!!全部だよ(笑)。オレも最初は結構二日酔いだったかな(笑)。 Y:オレは今回だけじゃないから。前回のレコードでも二日酔いだった(笑)。 T:あと、ご飯の差し入れがやけに多かった(笑)。 Y:PIN-UP STADSの差し入れは食パン(笑)!!ここでどうやって食べるのこれ?って(笑)。家に帰ってから食べたけど美味しい食パンだった(笑)。 T:あとNANちゃん(CRACKS)のコーラスの参加が面白かったかな。 ■6曲目の「IN MY DREAMS」ではCRACKSのNANBAさんがコーラスで参加していますよね?この曲とNANBAさんはどうして結び付いたのですか? T:CRACKSのYUJIROの結婚式で,SPIKEとCRACKSを合わせたバンドでお祝いに出た時に,NANBAがコーラスをやりたいって言ってきて。それがキッカケなんだけど,面白い仕上がりだったから。もともと「IN MY DREAMS」って前からやってた曲だったし,これはアルバムに入れたいなってことで。かなりゴージャスな仕上がり(笑)。 ■アルバムを出す事で,よりSPIKEの事を知る人が増えていくと思うのですが,どういった状況になっていきそうですか?どういった状況になって欲しいですか? Y:そりゃ良い状況になって欲しいに決まってるよ(笑)!! T:売れそうで売れない感じでずっといって欲しいとか(笑)? ■ すいません,愚問でした(笑)。 Y:質問が悪い(笑)!! ■では最後になりますが,アルバムを録り終えて一言!! T:オレは発売して製品が市場に出るまでは終わった気があまりしない。疲れたな,休みたいな,っていうくらいかな。製品が出たら出たでずっとライヴでしょ。それはずっと続くんだけどね。録り終わったら,涙チョチョ切れるのかなって思ったけど,そうでもなかった。すぐマスタリングだったし。終わりがないね。評価を早く知りたい。 H:今の段階で聴いてくれた人の評価は高いから,発売がすごく楽しみ。レコーデイングは長いようで短かった。いつまでも続くと思っていたから(笑)。発売が楽しみっていうのはレコーデイングが終わったから言えるのかもしれないけどね。 Y:早く発売されて欲しいね!! |
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